アーティストは大きく分けて3種類のスタイルがあります。
①メジャーレーベルと契約しているアーティスト
②インディーズレーベルと契約しているアーティスト
③無所属で活動しているアーティスト
アーティストは何らかのレーベルに所属しているイメージがありますが、実は無所属で活動している人も結構います。
「メジャーデビューこそが成功」と言う時代ではなくなっているのです。
この記事では無所属アーティストのメリットとデメリットについて解説していきます。
自分のライフスタイルに合った音楽活動をしたいなら無所属はオススメですよ。
無所属アーティストの作曲に関するメリットとデメリット
アーティストは無所属だろうとレーベルと契約していようと基本的に「売れる曲を作る」と言う仕事をします。
無所属のアーティストは作曲に関してはめちゃくちゃ自由です。音楽性や作曲スタイルなど誰にも文句を言われる事は無いのです。
これこそが無所属アーティストの良い所と言って良いでしょう。芸術家タイプの人や作曲にこだわりが強い人は絶対に無所属の方が良いですね。
なぜなら、レーベルと契約したアーティストは完全に自由な作曲が出来ないからです。
お偉いさんやプロデューサーなど音楽業界での経験が豊富なプロから、必ずと言っていいほど「改善点」を指摘されます。
メジャーレーベルに居る人たちは「音楽を売るプロたち」です。なのでちゃんとアーティストが人気を得られるように頑張ってくれるのです。
ありがたい事ではありますが、その分作曲の自由度は少なくなります。自分があまり納得がいかない状態で曲をリリースしているアーティストも結構いるのです。
「細かい難しい部分はプロに頼りたい」と思う人はレーベルと契約する方がメリットが大きいです。
「作曲は自分のこだわりを大切にしたい」と思う方は無所属の方が良いですね。
ちなみにインディーズレーベルは「アーティストのこだわりを優先して自由な作曲をさせる」と言う方針を取っている所もあります。
自分の活動方針にあったレーベルと契約できれば納得のいく音楽活動が出来るでしょう。
もしインディーズレーベルから「うちに所属して音楽をやりませんか?」と誘いがあったら、ちゃんと活動方針について話し合ってみるのがオススメです。
無所属アーティストは宣伝が不利
無所属のアーティストと言うのは宣伝を自分だけの力でやっていかなければいけません。ここが1番辛い所ですね。
メジャーレーベルに所属していれば宣伝は、レーベルがかなり協力してくれます。お金をかけて様々なプロモーションをしてくれます。これは個人では絶対に出来ないですね。
実際、メジャーレーベルに所属しているアーティストは無所属よりも圧倒的に人気です。ファンの数も桁違いなんですよね。
なので「本当のトップアーティストを目指したい!」と思う方は将来的にメジャーレーベルと契約することを視野に入れておいた方が良いですね。
しかし、無所属のアーティストは昔に比べて個人で音楽を宣伝する手段は格段に増えました。なので無理にレーベルと契約しなくても食っていけるんですよね。
無所属が成功を掴むカギはSNSですね。最近は”TikTok”と”YouTubeショート”この二つを攻略することがポイントです。
今の時代のSNSほど効率の良い曲の売り方は他にないですからね。詳しくはこちらで解説しています↓
無所属アーティストは無料で宣伝する方法を考えよう
お金さえあれば宣伝はいくらでも出来ます。しかし現実はそうはいかないですよね。
無所属アーティストはいかにして無料で効率よく宣伝をしていくかが重要になってきます。
アーティストと言えば最初は「路上ライブ」や「イベント出演」など小さな所から地道に知名度を上げていくイメージがあると思います。
もちろんそれは大切な事だし定期的にやる事でスキルも磨かれるしチャンスも掴みやすくなるでしょう。しかしそのやり方は比較的「昔の宣伝方法」になってきています。
今の時代に私がオススメしている宣伝方法は「ファンを巻き込んでネットミーム的に知名度を上げていく手法」です。
この手法を使えばかなり短期的に一気に人気アーティストになれるのでオススメですね。
アーティストは案件や依頼を受けにくいのがデメリット
アーティストとして知名度が上がると依頼や案件を企業から受ける事があります。
楽曲作成・商品PR・CM・スポンサーなどなど色々な種類がありますね。
これに関してはメジャーレーベルに所属していた方が沢山案件を貰うことが出来ます。レーベルも色々なパイプや人脈があるし、営業をかけてくれることもあるでしょう。
そして依頼を出す企業側も信頼と実績のあるレーベルにお願いしたいと思うものです。
無所属のアーティストは案件の数も減るし、自分から営業をかける事もあまり無いので依頼で稼ぐことは難しくなってきます。
依頼や案件は知名度を大きく上げるキッカケになります。特にドラマや映画などのタイアップ曲を作ることになれば、バズを起こせるので音楽活動がかなり有利になります。
無所属のアーティストでも人気になれば依頼は結構来る
メジャーアーティストほど大きな依頼はあまり来ないですが、無所属でも人気のアーティストには小さな案件が来ます。その内容は様々です。
YouTuberから「オリジナル曲を作曲してほしい」と言われたりもします。
地方の小さなメディアから「オープニング曲を作ってほしい」と依頼が来たりもします。
後は、商品やサービスのPRもあります。いわゆるYouTuberの企業案件のような感じです。SNSでの投稿で企業の商品をアプローチしてくれませんか?と相談を受ける事もあります。
他にもインディーズゲームやアニメを制作している所から「曲を作ってほしい」と言われることもありますね。
依頼や案件を受ける際は「自分のアーティストとしてのイメージが崩れないモノ」だけを受けていくと良いでしょう。音楽はファンからの印象が大切ですからね。
お金に関してはレーベルも無所属も一長一短
アーティストとして気になる点はやはり「収入」の面でしょう。
メジャーレーベルと契約して売れれば、印税や案件など様々な部分から収入を得られます。年収1億越えのトップアーティストの多くがこのパターンですね。
しかし中途半端な売り上げの場合、あまり稼げないと言う事もあるのです。例えばメジャーアーティストはCD売り上げの1~3%しか手元に入ってきません。
とは言え最近の音楽業界はCDがあまり売れていません。そして現代はカラオケやストリーミングサービスなどからも結構収入を得られるし、音楽以外にも色々な面からお金を稼げます。
一方、無所属のアーティストは”売り上げ”に関してはかなり少なくなります。しかしそこからの自分の取り分が多いので、あまり売れていなくても意外と稼げるんですよね。
売り上げから経費を引いた利益分は全部自分の物です。「小さい規模で売って稼ぐ」と言った面では無所属の方が有利です。
また、無所属の状態で自分の音楽が大きくバズって人気になると収入は大幅に増えますね。無名の下積み時代から一気に年収1000~5000万円稼ぐなんて可能性もありますよ。
収入を増やす方法は無所属もメジャーも一緒
基本的にアーティストはどこに所属していようと、稼ぐためには「売れる事」が全てです。
特にメジャーレーベルは「売れる」と言う事に重きを置いて活動しています。なぜなら売り上げが伸びないとレーベルに関わる人たちが生活できなくなりますからね。
なので無所属やインディーズと違って、アーティストへのサポートはかなり手厚いです。レーベルの関係者は音楽ビジネスに関する知識・経験・実績も豊富です。
しかしアーティストとしては「売れる曲を作らなければならない」と言うプレッシャーがありますね。
無所属やインディーズは自由な作曲や活動を出来ますが、稼ぐためには自分たちで試行錯誤をしていく必要があります。
無所属でアーティスト活動をした方が”成長”出来る
アーティストは誰しも最初は無所属で活動していくものです。
作詞作曲編曲・宣伝・マネタイズ・ライブなど全て自分で管理してやっていく必要があります。
当然大変だし忙しくなりますが、これらの事はちゃんと自分で経験をしていた方が良いんですよね。
お金を稼ぐための知識と経験が体に染みつくので、将来も音楽以外のビジネスや仕事に活かしていく事が可能になります。
最初は無所属で活動して「個人でやるには人手や時間が足りない!」と限界が来たらレーベルに所属すると考えておくと良いでしょう。
人気が出てもずっと無所属やインディーズで活動する人も居るので、ここら辺は自分に合うやり方を選んでいきましょう。
無所属で人気のアーティストはメジャーでも成功しやすい
無所属の時にもファンが多く、知名度もある程度あるアーティストはメジャーデビューしても人気を得やすい傾向にあります。
無所属でもあるファンが割と居ると言う事は、音楽性が一般の人にもウケやすくクオリティーも高いと言う事です。
つまり規模を拡大すればもっと人気を得られる可能性があると言う事です。
逆に言えば無所属でファンも少なく知名度も中々上がらない場合は、メジャーデビューしてもあまり上手くいかない可能性があるのです。
将来「無所属で続けるか」「インディーズレーベルと契約するか」「メジャーレーベルと契約するか」いずれにしても、最初は無所属の状態で人気を集める事が必要になってきます。
レーベル契約を解除する人も居る
自分の音楽の方向性とレーベルの方針が合わなかったりして不満が溜まった場合、レーベルとの契約を解除することもあります。
契約の仕方はレーベルや会社によって様々です。大体2~3年契約であることが多いと言われています。
一度レーベルに所属したけど辞めて無所属で活動しているアーティストも居るのです。
特に一部の層に刺さるようなマイナーな音楽ジャンルの場合、メジャーデビューするよりも無所属やインディーズで活動した方がコスパが良い場合がありますからね。
ネットとSNSが普及した現在では、メジャーデビューの時代は終わりつつあり「これからは個人やインディーズで音楽を売っていく事が主流になる」とも言われていますね。
無所属のアーティストは「自由」こそが最大のメリット
無所属のアーティストは何が1番魅力的かと言うと「自由さ」です。
メジャーデビューしたアーティストは基本的に自由が無いしプレッシャーもかなり感じます。簡単に言えば”窮屈”なんですよね。
アーティストと言えば芸術を思いっきりやって自由に生きているイメージがあるかもしれませんが、それは無所属かインディーズレーベルかのどちらかです。
どんな音楽をやろうが、いつ休もうが、いつ辞めようが、何もかも自分の裁量で決める事が出来ます。
「何にも縛られず音楽をやって自由に生きていきたい!」と言う夢がある方は、ずっと無所属で活動していくのがオススメですね。