「オリジナル曲を作ってYouTubeに投稿したけど再生回数が全然伸びない」と悩む方も居ると思います。
しかし安心してください。誰しも最初はそうなのです。有名アーティストですら、下積み時代はかなり苦労していますからね。
YouTubeでは「ゼロの状態からファンを増やす事」がかなり難しく、宣伝には工夫やアイデアが必要になってきます。
いくら良い曲を作っても、知ってもらえるキッカケが無ければYouTubeは中々伸びないのです。
YouTubeでオリジナル曲を伸ばすなら、YouTubeショート+その他のSNSを上手く使う事が重要になってきます。
この記事では、YouTubeでの再生回数を増やすためのテクニックを深掘りしていきます。
- TikTokを使ってYouTubeに人を呼び込む
- YouTubeショートはTikTokと同じくらい重要な音楽宣伝ツール
- Eggsを使ってインディーズアーティストとしての知名度を上げよう
- オリジナル曲はクオリティーが高くないとほとんど再生されない
- シンプルで聞きやすいオリジナル曲の方が再生数は伸びやすい
- オリジナル曲の再生数を伸ばすにはカバーしてもらう事が大切
- オリジナル曲はカバー曲よりも基本的に再生数は伸びない
- オリジナル曲をYouTube広告として出すと再生数は伸びる
- YouTube動画の概要欄を工夫するとオリジナル曲が伸びやすい
- オリジナル曲の再生数を伸ばすなら”最初の10秒つかみ”が重要
- オリジナル曲を宣伝しても伸びないなら次の作曲への切り替えも大切
TikTokを使ってYouTubeに人を呼び込む
今最も勢いのあるSNSと言っても過言では無いTikTokは、YouTubeよりも新規ファンを獲得しやすい傾向にあります。
TikTokは「知名度がゼロの無名のアーティストでも、オリジナル曲でバズを起こせるチャンスがあるシステム」になっている事が特徴です。
TikTokアカウントを解説して、最初に投稿した動画が100万再生される可能性も十分にあります。実際、オリジナル曲をリリースしたことがキッカケに一躍有名アーティストになった方は多いです。
TikTokは、毛嫌いしてインストールしていない人も割と居ますが、知名度を上げたいなら”絶対に”使うべきです。
TikTokはYouTubeに比べて年齢層が若いです。音楽において「若い層からの人気は1番と言って良いほどに重要」と言えます。現代のアーティストにとってTikTokを使わない選択肢は無いのです。
固定ファンを集めたらTikTokでの活動を辞めるもしくは控えて、他の音楽活動に集中しても大丈夫なので、とにかく最初は自分を知ってもらうキッカケづくりのためにTikTokをやりましょう。
YouTubeに投稿した曲の一部分を切り抜いて10~30秒くらいの動画にしてTikTokに載せましょう。サビの部分や、売れそうな歌詞やメロディー(自分の曲の1番の勝負ポイント)を切り取って投稿するのがベストですね。
TikTokでは、フルで音楽を載せないほうが自分のYouTubeチャンネルに来てくれる確率が上がります。
「この曲すごく良い!YouTubeにフルあるから聞いてみようかな」と視聴者は思ってくれるので、チャンネル登録をしてくれやすいのです。
TikTokに上げた音源で動画を作ってバズらせよう
TikTokに自分が投稿した曲の動画は「音源」として誰もが使えます。TikTokでは何かの動画がバズった事をキッカケに、曲の知名度が大幅に上がる事が良くあります。
つまり「何かしらの動画をバズらせて、自分の曲の認知度が上げる」という戦略が使えるのです。
自分の曲を投稿しただけでは、そこで拡散が終わってしまう事もあるので、継続して自分の曲を広めていく必要があります。この地道な拡散活動が大きなバズを生むきっかけになります。
TikTokは綺麗な映像に美しい音楽を合わせたエモい動画がバズりやすいので、そういった動画をたくさん作ってバズらせましょう。もちろん他のジャンルでもOKです。
実際に色々なジャンルの動画を投稿してみて、バズるまで試行錯誤していくのがベストです。
この際は「動画を投稿するための別のアカウント」を作ってやる方が良いですね。
自分の曲だけを投稿するアーティストとしてのTikTokアカウントと、動画を色々投稿するTikTok専用アカウントを分けるのがオススメです。その方が自分のアーティストとしての世界観を壊すことなく、曲の宣伝をする事が可能です。
ちなみにですが、投稿する動画は「炎上系」や「賛否両論が分かれる系」や「視聴者を釣る感じの動画」などのネガティブイメージでバズってしまうと、曲のイメージも下がってしまう可能性があるので要注意です。
TikTokでは過去にリリースした音源が伸びる事もある
昔にリリースした曲が伸びる事もTikTokではあり得る事なんです。最近では2年前にリリースした「melt bitter – さとうもか」がいきなりバズったのが印象的でしたね。
なので自分が過去に作った曲がいきなり伸びる可能性はあるんです。なので諦めずに色々な曲をリリースしていけばどこかでバズるチャンスを掴めるかもしれません。
1曲さえバズってアーティストとしての知名度が上がってしまえば、そこからは固定ファンがつくので過去の曲も再生してもらえます。新曲も聞いてもらいやすく拡散もしてもらいやすいです。
TikTokでトレンドとなるほど拡散された曲は、YouTubeのMVが1000万~1億再生されることも良くあります。メジャーデビューしていないインディーズアーティストですらここまで再生されるのです。夢がありますよね。
TikTokに関する詳しい攻略法は、こちらの記事でより詳しく解説しているのでぜひ一度ご覧ください↓
X(Twitter)・Instagram・Threadsは拡散力が低い
他のSNSではX(Twitter)・Instagram・Threadsが有名ですが、これらは知名度を上げるツールとしてはイマイチなんです。
一応X(Twitter)はリツイートなどで多くの人の目に触れることもあります。
Instagramは「いいね」をたくさんもらった投稿はハッシュタグ検索や発見タブに表示されやすくなってそこから人が集まってくることもあります。
しかし、これらは「既にフォロワーがある程度いないと意味が無い」と言う事です。つまり今既に有名な人ほど更に知名度を集めやすいシステムなんです。
なのでアカウント開設直後でファンが居ない下積み時代には、この3つのSNSはほとんど意味が無いんですよね。
むしろTikTokで知名度を上げてX(Twitter)・Instagram・Threadsのフォロワーが増えてからだと効果を発揮しやすくなります。
そしてこれらのSNSは”シャドウバン”と呼ばれる「一時的にアカウントの表示に規制がかかる状態」になりやすいです。頑張って発信してもこのシャドウバンにかかると、全くファンが増えないのです。
各SNSでは年々シャドウバンの基準が厳しくなっています。X(Twitter)・Instagram・Threadsを攻略してヒットしたアーティストはほぼ居ません。これらのSNSは基本的にファンに向けての告知や宣伝がメインですからね。
ちなみにFacebookは論外。そもそも実名で登録しなければならないし、日本で若い人は全然やっていないので拡散力は皆無です。時間の無駄なのでやらないほうが良いでしょう。
YouTubeショートはTikTokと同じくらい重要な音楽宣伝ツール
YouTubeショートはTikTokと同じ”縦型の10秒から1分ほどの動画”をアップするので、かなり使い勝手が似ています。
YouTubeショートは知名度ゼロからでもバズって一気に人気者になれる可能性が高いので、TikTokと併用していくのが最も良いでしょう。
実は、同じ縦型動画をYouTubeショートとTikTokに投稿すると「TikTokはイマイチだったけど、YouTubeショートではバズった」という事があるのです。その逆もあります。
なので両方SNSを活用して損は無いです。どちらかでオリジナル曲がバズれば成功への道が見えてきますよ。
また、YouTubeショートはTikTokよりもチャンネル登録までのハードルが低いので、登録者を増やしやすいですね。フルのMVを見てくれる可能性もかなり高いのです。
YouTubeショートの攻略法は、こちらの記事で詳しく解説しているので必見です↓
YouTubeショートはTikTokに比べて”音源”として使ってもらいにくい傾向にある
YouTubeは他のSNSに比べて動画をアップするハードルが少し高いです。そのためTikTokのように気軽に誰でも動画をアップロードしている雰囲気が無いのです。
YouTubeショートはTikTokと微妙にアルゴルズムが違っていて、素人や一般人よりもYouTuberとして本格的に活動している人の方が動画がバズりやすい傾向にあります。
なので自分の曲を音源として動画をアップしてもらえる可能性が比較的低いんですよね。そのため”第三者のユーザー達による二次的な音源のバズ”を起こしにくいのです。
個人的には、素人や一般人も動画投稿が盛んなTikTokで”トレンドの曲になる事”の方が知名度を上げるためには重要だと考えています。二次的な音源のバズも起こりやすく、一度広まれば急激に知名度を上げる事が可能です。
また、TikTokで流行った曲はYouTubeショートでも、YouTuber達に使われるようになります。「トレンドの曲を使えば動画がバズりやすくなる」と言われているからですね。
YouTubeショートはチャンネル登録者を増やすための非常に強力なツールではありますが、やはりメインでバズを狙うべきはTikTokだと私は考えています。
Eggsを使ってインディーズアーティストとしての知名度を上げよう
「Eggs」とはインディーズのバンドやアーティスト活動を応援してくれるサービスです。
このEggsはインディーズの音楽が好きなリスナーをはじめ、音楽業界の人も見ているサイトなので発信していればチャンスがやってくる可能性があります。
YouTubeに投稿した楽曲を掲載出来たり、音楽オーディションに参加したり出来ます。さらには「Eggsレーベル」からCDをリリースできるチャンスも掴むことが出来ます。
Eggsが連携しているラジオ番組や紙媒体などにも、自分のアーティストとしての情報が掲載される可能性もあります。
使い方としては、Eggsのアカウントを登録して、YouTubeにアップした楽曲を掲載するだけでOKです。
手間もあまりかからないので、一応やっておくと良いでしょう。音楽活動はいつどこでチャンスがやってくるか分からないものですからね。
公式サイト↓
Eggsは使用料金も無料なので、気軽にやってみる事をオススメします。スマホアプリもあるのでインストールしておくと良いでしょう。
Eggsでは、色々なインディーズアーティストが曲を発信しているので、作詞・作曲のインスピレーションを受けたり新しい発想が浮かぶこともあるでしょう。
個人で活動しているインディーズアーティストからは音楽活動のヒントを得られることが多いです。
MVの作り方や作曲の仕方や宣伝方法など、真似できそうな所があれば取り込んで自分のアーティスト活動に落とし込んでいきましょう。
丸パクリは良くないですが、参考に出来る所は積極的に取り入れていきましょう。売れるためには試行錯誤していく姿勢が大切ですね。
オリジナル曲はクオリティーが高くないとほとんど再生されない
バズを起こして固定ファンをつけるには、オリジナル曲のクオリティーがある程度高くなければいけません。
簡単に言えば「音楽としてちゃんと聴けるような状態」に仕上げる必要があるのです。
例えば弾き語りをスマホで直取りして編集無しの曲を上げても、音はボヤけてハッキリ聞こえないし、雑音はひどいし、歌声も小さくなってしまい曲として聞くには厳しいです。
また、メトロノームを使って正しいリズムで楽曲を作らないと聞き心地に違和感が出てしまうので注意してください。
自宅で作曲するなら、コンデンサーマイクとオーディオインターフェースを使って録音し、DAWソフトなどでノイズカットやピッチ・タイミング調整&MIXなどをしてちゃんとした楽曲として作る必要があります。
もしくはレコーディングスタジオに行って本格的な機材を使って、楽曲を作成する事が望ましいです。
YouTubeに音楽を投稿する際はMVも作る必要があります。MVがあると曲を最後まで聞いてくれることが多くなります。
MVなしの固定背景だけのオリジナル曲は、最後まで再生されにくい傾向にあります。視聴維持率が落ちるとYouTube動画が他の方のオススメに載りにくくなったりするので、やはりデメリットは大きいです。
動画編集ソフトを使えば個人でも結構面白いMVは作れます。もちろんプロたちがお金と時間をかけて作るMVには敵いませんが、個人で音楽活動をする時はそこまでMVのクオリティーは必要ないです。
もちろんこれらの曲やMVを作るのには時間がかかりますが、こだわって作った魂のこもった曲は視聴者にも伝わります。
MVでなくとも「自分が弾き語りをしている動画に歌詞を字幕でつける」というだけも実はOKです。背景や編集をオシャレにして雰囲気を作れば、意外とそれっぽくなります。
例えば「りりあ。」というアーティストの活動初期は、そんな感じのMVでオリジナル曲を投稿していました。「浮気されたけどまだ好きって曲。」は1500万再生以上されていますね。
シンプルで聞きやすいオリジナル曲の方が再生数は伸びやすい
作曲する際に気を付けなければならないのが「複雑にしすぎて聞きにくい曲になってしまう」と事です。
難しいテンションコードとか、独特なコード進行とか、可変拍子を入れてみたりとか。音楽に詳しくなってくるとテクニカルな要素をどうしても使いたくなってしまうものです。
音楽的に高度なものを作ることは凄いですが「それが大衆に評価されるか?」と考えると答えはNoになります。
音楽は基本的に「理論や知識のない人たちに向けて作っている」という事を忘れてはいけません。有名アーティストを目指すなら”視聴者の目線に立って作曲すること”が大切なのです。
例えばですが、日本人に好かれやすい「定番のコード進行」を使うと良いです。(王道進行・丸サ進行・小室進行など)それを基本に、オリジナルを加えて作曲をしていけば大衆ウケの良い聞きやすい曲が作れます。
高度な音楽ではなく「音楽素人が聴いていて心地の良い音楽」を作ることは忘れないようにしてください。
世の中の音楽リスナーのほとんどは「音楽理論」について全く知らない人ばかりです。つまり「この曲が難しいのか簡単なのか」という事は全く分からないんです。
他のアーティストよりも凄いことをしよう!と思うのは良いことですが、脱線しすぎるとかえって大衆から評価されにくくなってしまうのも難しい所です。
売れているアーティストは「世の中にウケる作曲センス」があるのです。この点を理解する事こそが有名アーティストになるための近道なのです。
作詞に関しても「ストレートな内容かつ、オシャレに仕上げる事」を意識すれば、売れやすいですね。
オリジナル曲の再生数を伸ばすにはカバーしてもらう事が大切
近年、SNSでバズを起こしている曲は、色々な人にカバーされている傾向にあります。カバーされることによって、より多くの人に自分の曲を知ってもらえる機会が増えるからです。
色々な人にカバーしてもらうために、弾き語りする際のコード進行や、カラオケ音源(OFF vocal)などをギガファイル便などにアップして、URLを概要欄に載せておくのがオススメです。
特に「有名なカバー系のインフルエンサー」に自分の曲をカバーしてもらえると、知名度が大幅に上がります。
自分の曲をカバーされることを嫌に思う方も居るかもしれませんが、知名度を上げられれば結果的に自分が稼げるのでどんどんカバーしてもらうのが良いと思います。
それにYouTubeの「Coutent ID」を申請すれば、自分の曲をカバーした人の動画から広告収入を得られます。
TikTokでバズった曲と言えば「香水 – 瑛人」が代表的ですね。それまで全くの無名だったのに、多くの有名人に曲がカバーされたおかげでヒットし、YouTubeでは1億再生以上されています。
まずは自分のオリジナル曲をアップしてバズらせ、そこからカバーを沢山してもらいブームを起こす事が、現代のアーティストが売れるための理想の道です。
世の中の人が「カバーしたい!」と思える曲を作っていこう
今時の若い人たちがカバーしたがる曲は「エモくてオシャレな曲」です。弾き語りでカバーするとカッコいいしモテますからね。
特に歌詞をよく見ているので、共感できるような内容を書くと良いです。中でも”現代の若い世代の恋愛観を描いたラブソング”は人気が出やすいですね。
曲調もそれに合わせてしんみりした感じや独特の浮遊感がある感じに仕上げると良い出す。例を出すなら「なとり – Overdose」は現代の若い世代にかなり刺さっている曲だと思いおます。
カバー曲をいくつも出している人は「プレイリスト」のように自分の気に入った曲をカバーしている人が多いので、そういった人の目に触れて気に入られたら自分の曲もカバーして歌ってもらえるかもしれません。
どんな曲が良いか分からない時はTikTokを参考にしてみましょう。このSNSで流行っている音楽の特徴を自分なりに解釈して作曲に落とし込むと良いです。
人気を得るためにはある程度トレンドを把握して「今の人はこういう曲が好きなんだな」という事を感覚的に察知するセンスを鍛えていくとアーティストとして成功しやすくなります。
ちなみにですが1度自分の曲がバズってしまえば固定ファンがついて、次の曲も聞いてもらったりカバーしてもらいやすくなります。
なので最初は「とにかく1曲バズらせて自分を知ってもらう事」を優先して活動しましょう。下積み時代から一躍人気アーティストになるチャンスは誰にでもあるのです。
オリジナル曲はカバー曲よりも基本的に再生数は伸びない
オリジナル曲は再生数を伸ばすのが本当に大変です。アーティスト活動を始めたばかりの方はもちろんですが、既にある程度名が知られているアーティストですら苦戦しています。
それに対してカバーは、有名曲であれば元の知名度があるのでYouTubeやTikTokその他のSNSで再生されやすいのです。検索やオススメにもヒットしやすく「あ、知ってる曲だ聞いてみよう」と思ってクリックしてもらいやすいのです。
トレンドの曲を色々な人がこぞってカバーしているのは”シンプルに再生数を稼ぎやすいから”なのです。
しかし、カバー曲を出している人が直面する問題の1つとして「カバー曲はある程度再生回数があったのに、オリジナル曲を出しても再生回数が全然増えない」なんてことはよくあるのです。
ただしここで「カバー曲の方が再生数が伸びるからそっちの動画を沢山出そう」という道に行ってはいけません。そうなるとずっと「有名曲をカバーをしている人」で終わってしまい、オリジナル曲をリリースするアーティストとして人気になる事が出来ないのです。
「本当は自分のオリジナル曲を出したいけど、再生数が伸びないからカバーしている」この状態は本当に良くないし、いち早く抜け出すべきなのです。
オリジナル曲の再生回数はむしろ伸びなくて当たり前だと理解していた方が良いです。TikTokやYouTubeショートなどで大きなバズを起こしたりしない限りは基本的に再生数は伸びないのです。
「オリジナル曲の再生数が伸びない」という大きな壁で挫折するアーティストは多くいます。
しかしオリジナル曲と言うのはバズやブームさえ起こしてしまえば、カバー曲の何百倍も再生されるのです。
無名アーティストがYouTubeに投稿したオリジナル曲が、YouTubeショートやTikTokで大ブームを引き起こし再生回数1億超えする事もありますからね。
”一撃大きいバズを当てる”これこそがオリジナル曲でヒットして音楽で成功をつかむ秘訣です。
これは自分がリリースした”沢山の曲のうち1つでも”ヒットすれば一躍有名になれるので、オリジナル曲はどんどん作って宣伝していきましょう。「リリースしてバズらなかったら次の曲を作る」くらいの気持ちで取り組むのがオススメですね。
YouTubeにカバー曲ばかり出しているとオリジナル曲の再生数が伸びなくなる
カバー曲をたくさん出していくと、チャンネル登録者は増えていきます。
しかしそれらの集まった登録者は「あなたのオリジナル曲ではなくカバー曲」を求めるようになってしまいます。
視聴者「この人はカバーが上手だから、知っている曲のカバーが上がったら見てみよう」と感じるようになっていくと、オリジナル曲があまり注目されないようになってしまいます。
そしてカバー曲の再生数は伸びているのに、オリジナルが伸びていないと「この人はカバーは出来るけど作曲のセンスは無いんだな」という印象すら与えてしまいます。
例えばですが「カバー曲は平均再生50万、オリジナル曲は3万再生」よりも「オリジナル曲だけで平均再生数5万」とかの方がアーティストとしては成功の道を歩んでいます。
個人的には「アーティストとして活動するならカバー曲はゼロで良い」と思っています。最初はリスナーを集める事に苦労しますが、実はアーティストとして成功するには一番の近道なのです。
オリジナル曲をYouTube広告として出すと再生数は伸びる
質の良いファンを集めやすい宣伝方法として”広告”があります。YouTubeではお金をかけて広告を出すことが可能です。
「動画を再生する時に出てくる5秒スキップ出来る広告」を個人で出すことが出来るのです。これを利用しているアーティストは結構います。最初の駆け出しからファンを集める際にはかなり活躍します。
YouTubeの広告は「アドワーズ」と言います。
この広告では年齢層やどの分野に興味のある人に表示するかなど「ターゲット」を細かく設定する事が出来るので効率よく宣伝が出来ます。
またYouTubeで直接宣伝するため、チャンネル登録数をダイレクトに増やしやすいのもメリットです。TikTokやTwitterやInstagramなどの広告からYouTubeに誘導するよりも、圧倒的に楽です。
またYouTube広告は、他のSNSよりも広告費用が安くコストパフォーマンスはかなり良いのです。
初期の段階はこのアドワーズを使ってチャンネル登録者数を増やし、そこからファンたちによってオリジナル曲が連鎖的に広まっていけば更にファンが増えます。
自分1人だけでは宣伝に限界があるので、ファンの力で拡散されるとかなりのアドバンテージになります。ファンとしても「自分の好きなアーティストに協力出来るのは嬉しい」と思うものですからね。
個人で活動していくアーティストは、レーベル契約しているアーティストとは違った、SNS戦略を賢く使っていく事が重要になってきます。
YouTube動画の概要欄を工夫するとオリジナル曲が伸びやすい
例えば、投稿した動画の概要欄にハッシュタグで「#オリジナル曲」と入れておくと良いでしょう。
検索にヒットしやすくなったり、音楽が好きな人のオススメに出やすくなる可能性があります。
他には「#インディーズ」と入れておいても良いと思います。インディーズアーティストが好きでYouTubeで探し漁っている人の検索にヒットする可能性があるからです。
1つ注意点があるとすれば「ハッシュタグを付け過ぎない事」です。3~5個程度で納めるのがベターですね。あまり過剰にタグをつけると、オススメなどに表示されにくくなる可能性があるのです。
また、YouTubeショートやTikTok等でバズった時のために歌詞を全て概要蘭に書いておきましょう。曲のタイトルが分からない場合「歌詞で検索する」って人が居るのです。
特にバズった曲は「フレーズが耳に残ってるけどタイトルは知らない」ってパターンがよくあるんですよね。
こういった細かい工夫がファンを増やすためには大切なんです。特に知名度ゼロの最初のうちほど効果はありますよ。
オリジナル曲の再生数を伸ばすなら”最初の10秒つかみ”が重要
オリジナル曲は再生した人が最後まで聞いてくれるとは限りません。10秒から1分ほど聞いて「うーん、あんまり好きな曲じゃないな」と思うと、すぐにブラウザバックしてしまいます。
実はYouTube動画は「視聴維持率」というものがポイントになってきます。視聴者になるべく長く見てもらった動画は、評価が高くなるアルゴリズムとなっています。(高評価ボタンとはまた別の指標です)
評価の高い動画は、検索にヒットしやすくなったり、オススメに表示されやすくなったりするメリットがあります。これにより、さらに動画の再生回数が伸びやすくなるのです。
なので作曲する際は「どうすれば最初にリスナーの心を掴んで、最後まで聞いてもらえるのか?」という事を考えて曲を構成していきましょう。
・前奏を無くしたり短くして、歌いだしから入る事で心をつかむ
・続きが見たくなるようなストーリー性のあるMVを作る
・歌詞や歌声のインパクトで心を掴む
・頭に残るような癖になるメロディーを作り上げる
などなど工夫するべき場所は色々あります。「ただ単に再生回数を増やす」だけでは、曲としてはバズりにくくファンも付きにくいのです。再生してくれたユーザーに評価してもらえる曲を作る事の方が、人気アーティストになるための重要なポイントです。
初見の人に最後まで聞いてもらえた曲は「SNSで拡散してもらえる可能性」がかなり高くなります。これはアルゴリズムではなく、単に視聴者が「この曲最後まで聞いたけど良かったな。XとかTikTokで広めようかな」と思ってくれるからです。
今の時代は5分を超える冗長な曲は再生数が伸びない
今の時代はメジャーインディーズ問わず様々なアーティストが活躍しています。そしてYouTubeやSpotifyなどのストリーミングサービスの普及により、リスナーたちは沢山の音楽に触れる機会が増えたのです。
そのため、1曲を聴くために割く時間が少なくなっているのです。5分を超えるような冗長な曲は、飽きられて最後まで聞いてもらえない場合が多いのです。
作曲する際は”3分から3分30秒くらい”にして”前奏・間奏・後奏はなるべくコンパクトにまとめる事”を意識しましょう。テンポ良く起承転結がある曲は、サクッと聞きやすく現代に合っています。これはバラード・ロック・ボカロなど、ジャンル問わず同じことが言えます。
特に、まだ世に名の知れていないインディーズアーティストほど”初見の視聴者に曲を最後まで聞いてもらうための工夫”は重要なのです。
近年急激に知名度を上げてきたインディーズアーティストは”現代のリスナーに合った作曲”をしている可能性がかなり高いので、参考にした方が良いでしょう。既に有名なメジャーアーティストを参考にするよりも、SNSでバズるためのヒントが得られると思います。
オリジナル曲を宣伝しても伸びないなら次の作曲への切り替えも大切
アーティスト活動を始めたばかりの事は、オリジナル曲を頑張って宣伝しても中々バズらないし再生数も伸びない事がほとんどだと思います。
そこで「自分には音楽の才能が無いのかな…」と諦めてしまうのは勿体ないです。
作った曲を宣伝する事も重要ですが、それと同時並行で「次の作曲に取り組む事」も忘れてはいけません。
現代において有名アーティストになる秘訣は「とりあえず何でも良いので1曲バズらせる事」なのです。
オリジナル曲の再生数が伸びない日がずっと続いても、ある日いきなり自分の作った曲がバズるのです。
何十曲と作った中の”たった1曲”さえバズってしまえば、アーティストとしての名が売れるので過去にリリースした曲やこれからの新作も注目されやすくなります。そうなれば固定ファンも付くし、バズる確率も上がるので、イージーモードになります。
”1曲売れるまでの辛い駆け出しの期間”を頑張って乗り越えるかが、成功するためのコツと言えましょう。
まだバズっていない曲は数年後にヒットする可能性もある
今の時代の流行は不思議なもので「リリースしたばかりの最新曲」ばかりがヒットしている訳では無いのです。
特にTikTokやYouTubeショートなどの縦型動画をキッカケにバズった曲は「実は数年前にリリースした曲だった」という事も珍しくないのです。
特にインディーズアーティストの”まだ発掘されていない名曲”ほど、数年後にバズる可能性は秘めているのです。
なので作ったばかりの曲がイマイチヒットしなくても、音楽活動を続けていけば昔に作った曲がヒットするかもしれないのです。
なので作曲は「数打ち当たれ」というイメージで、テンポ良く作っていきましょう。作曲数が増えればアーティストとしての知識や技術も上がっていくので、よりヒットしやすい曲を作れるようになるでしょう。