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近年、フリーBGM作家が結構増えてきている印象があります。
YouTube・TikTok・配信サイトなどで、著作権フリーのBGMの需要が高くなってきているので、稼げる可能性は結構ありますね。
では、実際にフリーBGMでどうやって稼ぐのか？マネタイズは？宣伝方法は？収入はいくら？などといった要素について深掘りしていきましょう。
また”売れるフリーBGMクリエイターになるためのコツ”も解説していくので、ぜひ参考にしてみて下さい。
まず最初はフリーBGMを作曲してYouTubeにアップロードしよう
フリーBGMで稼ぐにはまず作曲する必要があります。
”DAWソフト”を使って打ち込みで楽曲を作るのがオススメです。作曲ペースが早いし、色々な楽器や音を使えるので作曲の幅がかなり広くなります。
フリーBGMで稼いでいきたいなら、様々な音楽ジャンルを取り扱える方が有利です。
YouTubeなどでの再生数も伸びやすいし、企業や個人からの作曲依頼で様々な要望に応えやすくなります。
色々なジャンルの音楽を学んで、作曲を沢山していきましょう。
細かい事は考えず、とにかく数をこなす事が大切です。経験から学べることはかなり多いし、作曲数を増やせばその中で気に入ってもらえる人気曲も出来る事でしょう。
フリーBGMはどんなジャンルの曲が人気？
フリーBGMには人気のジャンルがあります。これらを理解しておくと、収入に繋がる作曲をしやすくなるでしょう。
・可愛い系 (kawaii future base など)
・ジャズ系
・ほのぼの系
・Lofi系
・ロックなどのカッコいい系
主にここら辺のBGMが人気を集めています。なので作曲する際は、このジャンルを優先していくと良いでしょう。
特に「老若男女問わず使いやすいオシャレな曲」は色んなユーザーに使われやすいので、知名度アップに繋がりやすいですね。
ちなみに、ロックなどのカッコいい系を作曲できるようになっておくと、ゲーム会社などから依頼が来ることもあるのでオススメですね。
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YouTubeにフリーBGMを投稿する際は「タイトル・サムネイル」をしっかり決めよう
YouTubeはただ動画を上げるだけでは中々再生してもらいにくいし、見つけてもらう事も難しいです。
なのでタイトル・サムネ・概要欄などをちゃんと設定した方が良いでしょう。
タイトルは以下のような感じで書くと良いでしょう↓
【フリーBGM】「○○（曲名）」カフェで流れてそうなジャズ【ピアノ・作業用・著作権フリー】
フリーBGMを探している人が検索しそうな言葉をタイトルに入れると、検索に引っ掛かりやすくなります。自分の楽曲に関連のあるワードをタイトルに入れてみましょう。
サムネイルは、例えば可愛い系の曲ならX(Twitter)などで可愛い女の子のフリーイラストを採用するのがオススメです。
ジャズ系の曲ならカフェやバーなどのオシャレな店舗のフリー写真を使うのが良いでしょう。
Lofi系の曲なら夕暮れ時や深夜のイメージがあるフリ―写真と相性が良いです。
ほのぼの系なら動物や田舎の風景・癒し系の可愛いイラストなどがオススメです。
YouTube動画の概要欄を充実させると仕事に繋がりやすい
フリーBGMの動画を投稿する際は、概要欄にはこだわった方が良いです。
一番重要なのは、曲の利用・著作権について書いておく事です。これをちゃんと書いておかないと、フリーBGMとして使ってもらえない事もありますからね。例を紹介しましょう↓
「このフリーBGMは、商用利用・個人利用問わず無償でご利用いただけます。使用報告・クレジットの記載は不要です。著作権は○○（自分のニックネームなど）に帰属し、放棄はしておりません。二次配布・二次公開などのBGMをメインとしたご利用はお控えください。モラル、公序良俗に反する目的でのご使用はお控えください。」
また、配信者や動画編集者向けにMP3やWAV形式にした音楽ファイルをダウンロードできる様にしておくと良いでしょう。Google Drive などでファイルを共有・公開してダウンロード出来るようにしておくと良いでしょう。
お仕事の依頼についても書いておくと良いです。フリーBGMクリエイターは、楽曲作成の依頼を受ける事も多くメインの収入源になる事が多いです。例としては↓
「お仕事のご依頼は（Gmailなどメールアドレス）はこちらまで。個人・法人問わず作曲のご依頼を承ります。お気軽にご相談ください」と書いておくと良いでしょう。
ハッシュタグはフリーBGMに関連のあるものを付けておくと良いでしょう。「#配信用BGM #nocopyrightmusic #ロック」などですね。
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フリーBGMは1分30秒くらいの動画とループで2時間くらいの動画の両方を上げる事が重要
フリーBGMを作る際は1分30秒くらいのものを作るのが良いでしょう。
そしてYouTubeにアップする際は1分30秒ほどの1曲の動画と、それをループさせて2時間ほどにした動画を作成すると良いでしょう。
1分30秒の方がYouTuberなどの動画編集者に使われることが多いです。2時間の耐久BGMは配信者に使ってもらえることが多いですね。用途に応じて2つとも投稿しておくのがベストです。
また、フリーBGMを沢山リリースして、曲数が増えてきたら「色々な曲をまとめた2時間ほどのフリーBGM集」を作るのがオススメです。この際はジャンルを統一した曲をまとめるのがオススメですね。
例えば「【フリーBGM】疾走感あふれるロックでカッコいい曲50選【2時間耐久・作業用】」などですね。
同じ曲をループするよりも音楽にバリエーションがあるので、結構人気のコンテンツですね。
TikTokを活用して曲の知名度を上げよう
フリーBGMを作曲したら、YouTubeだけでなくTikTokにも投稿すると良いでしょう。
TikTokでは大幅に知名度アップが狙えるので、YouTubeの再生回数も増えるし、仕事の依頼も増えていく事でしょう。
TikTokでは背景にフリーBGMを使って動画作成する事も多いので、誰かがあなたのBGMを使ってくれたら二次的に知名度が上がっていくでしょう。
まずはあなた自身が「オシャレでかわいいポップなBGMを作ってみました」というタイトルで曲と動画を投稿してみると良いでしょう。
コメント欄には「この曲はフリーBGMです。TikTokでのショート動画の作成にぜひご利用ください」などと書いておくと良いでしょう。その方が曲を気に入ってくれた人が、動画のBGMとして使ってくれやすくなります。
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フリーBGMはどれくらい稼げる？
人によって収入は大きく変わるのでピンキリではありますが、おおよその目安の収入を解説します。
①YouTubeでの広告収入およびSuper Thanksでの投げ銭「月に3～20万円程度」
②楽曲作成の依頼を受ける仕事「月に5～50万円程度」
③Spotifyなどのストリーミングサービスでの収入「月に1～10万円程度」
フリーBGMで大きく稼ぐなら「企業や個人からの依頼を受ける事」もしくは「曲をバズらせて再生回数を伸ばす」基本的にこの2つが必要になってきます。
知名度を上げて楽曲作成の仕事を沢山受ければ、年収1000万円も目指せると言えるでしょう。
フリーBGMを作っている有名な人と言えば「しゃろう」という方ですね。TikTok・YouTubeショート・ライブ配信など、多くの場面で楽曲が使われていますね。
YouTubeやSpotifyなどでの再生回数も多く、このクラスになるとかなり稼げます。
BGM作成の依頼はどれくらいの価格で受けるべきか？
「BGMの楽曲作成依頼はどれくらいの費用で受けたらいいの？」と悩む方も居るでしょう。
1分以内のBGM→3万円程度
3分以内のBGM→5万円程度
5分以内のBGM→10万円程度
大体このようなイメージでOKです。人や会社によって楽曲作成の料金はまちまちですね。
ちなみにですが「安売り」をしてしまうと割に合わなくて結構仕事もキツいので、ある程度強気の料金設定にしておいた方が良いです。
1つ重要なポイントが「曲の著作権を譲渡するか、自分に帰属するのか？」という事ですが、基本的には著作権を全部譲渡した方が管理が楽です。
料金の説明には”曲の著作権は依頼主へ譲渡します。その分の料金も含まれています”という事を伝えておいた方が良いでしょう。
また「2時間曲をループさせたものも欲しい」と言われた場合は追加料金で＋5000円ほどすると良いでしょう。
曲の修正や改変に関しては3回まで無料、それ以降は1回の修正ごとに＋5000円かかると伝えると良いでしょう。
これらはあくまで一例です。自分で仕事をこなしつつ、改善できる箇所があれば変えていくと収入アップに繋がります。
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フリーBGM作曲のコツとしては「音が目立ちすぎない事」が重要
例えば、トランペットやトライアングルなど高音の響く音がうるさくて耳がキンキンする聞き心地だと、BGMとしてはあまり良い物とは言えないでしょう。
ライブ配信や動画の背景として使われる際は、主張が激しすぎないBGMの方が採用されやすいです。
背景として溶け込むような耳触りの良いBGMは、やはり人気を集めていますね。
フリーBGMを作る際は「使う人がどのような音楽を求めているのか？」という事を常に考えて作曲していきましょう。
そうするクセを付ける事で楽曲作成の依頼を受けた際も、クライアントの意見や要望をくみ取って作曲しやすくなります。
また、人気のフリーBGMも調べて曲の特徴を把握しておくのも良いでしょう。曲にはトレンドがあるので、流行に合わせて作曲していけると収入も増えていきますよ。
フリーBGMクリエイターはグッズやファンクラブは稼げない？
一般的なアーティストはファンクラブ・グッズ・ライブなどで収益化をしていきますよね。
しかし、BGMクリエイターには”アイドル性”があまり無く、熱狂的なファンが付きにくいので、こういったマネタイズ方法はあまりオススメしません。
全く稼げない事は無いですが、コスパは微妙だと感じる事が多いでしょう。
グッズは作成・販売・発想の手間が結構かかるし、ファンクラブは定期的にコンテンツを更新しなければいけないし、ライブはそもそもフリーBGMには向いていません。
やはりメインの収益源は”広告収入と楽曲作成依頼”です。ここにフォーカスして稼いでいった方が、結果は出やすいと言えるでしょう。
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